最近の注文住宅「こだわり」事情
その
1
一点豪華主義

コラム

  『注文住宅』という言葉を聞いて、どんな家を想像しますか?


        ひと昔前、建売住宅全盛期には、注文住宅=高級住宅という価値観が世の中にあったのだと思います。


      「注文住宅」


         ↓

      「建売では満足できない人たちが建てる家」
 

         ↓

     「フツウじゃない家」


         ↓

      「高級住宅」



      このような図式が成り立っていたのではないでしょうか?


      しかし、近年では「注文住宅」という言葉の持つ意味合いが、時代と共に変わってきたと感じています。

     
もちろん現在でも、豪華絢爛な高級住宅を建てる方はいるのですが、
最近の注文住宅では、限りある予算の中で実現した「こだわり」の家が多いですね。


      ということで、今回からシリーズで、最近の注文住宅「こだわり」事情をお届けしたいと思います。


     
まず、最初にお伝えするこだわり事情は「一点豪華主義」です。

  
一点豪華主義の家
こだわりの場所を一か所に絞り、そこにトコ
トン予算を投入した家。


 「キッチンの設備にこだわりたい」
「大開口を設けた空間デザインは譲れない」
「無垢材の素材はこれじゃないとダメ」
「外壁は塗り壁にして、かわいらしく仕上げたい」


「家具は造作で、家の雰囲気に合ったものにしたい」
「リビングから車庫の車が眺められるデザインじゃなきゃ建てたくない」
全てにこだわるのは予算的にも無理。

    でも、「これだけは!」という、願いを叶えることが
できるのが注文住宅の良いところ。

    
特に、何か一つに絞って予算を投入すると、建売住宅では絶対に無い、その方だけのオリ
ジナルの
住まいが完成します。
(自宅内の階段横にすべり台をつけられた方や、壁でロッククライミングができるされた
方もいらっしゃいます。)


    どこかに「こだわる」ということは、その逆に予算を極力かけないところも存在します。


    自分が気にならない箇所のグレードは下げることで、全体の予算バランスをとることにな
ります。
ただ、気を付けなければならないのは、ご家族の同意が得られるか?ということです。
正直予算よりも大事な問題になりかねません。ここの調整、合意の形成がなかなか難しい
ところです。
やっぱり家づくりは、家族みんなで考えることが大事ですね。
いかがでしたか?
次回は「ローコストへのこだわり」についてまとめてみようと思います。

    最後までお読みいただき、ありがとうございます。


    札幌、旭川、苫小牧、北見で注文住宅をお考えの方は、第三者の立場から家づくりのサポートをしているユニークリビングにご相談ください。



   

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