探し物ゼロの家!? 爪切りの居場所

コラム
家づくりで一番力が入るところといえば、 
リビングの広さ。床の色。キッチンの設備。などなど・・・ 
 
でも、これらとは逆に、ついつい忘れがちになってしまう場所、どこだかわかりますか? 
 
それは「収納」です。 
収納といっても、大きなものを収納する場所ではありません。 
爪切り、耳かき、体温計のような「小物」を収納する場所のことを、ついつい忘れてしまうんです。 
 
これらの小物は、毎日、そして長時間使うものではありません。 
決して暮らしのメインになるものではないんですね。 
ただ、使いたい時にすぐにでてこないと、非常にストレスを感じるものです。 
 
これらの収納場所を作ることを忘れないようにしましょう。 
 
そのための特別な場所をわざわざ大工さんに作ってもらう。という意味ではないですよ。 
とにかくこれら小物の収納場所のことを考えて間取り、収納計画を考えてみてください。 
 
というのも、ある統計によると、人は1日10分、一生だとなんと153日分もの時間を探し物に費やしているという結果がでています。 
この一生で153日という数字が正しいかはわかりませんが、1日10分という数字は妙に納得できるものがあります。 
 
ちなみに、よくなくすものは、携帯電話や財布、鍵、リップクリームなど、 
そのほとんどが小さいものばかりのようです。 
 
 
なぜ、爪切りや耳かきの収納場所を考えるのかというと、 
これら頻繁に使わないものの収納場所まで考えられた間取りや収納計画であれば、 
携帯電話や財あ布、鍵などよく使う小物の計画までキチンと考えられるはず!という逆説的な発想です。 
 
ぱっと見ではわからないところに、家の良さってあるんですよね。 
収納計画をとことん考えた「探し物ゼロの家」魅力的ですね。 
 
どうか「小物」のことを忘れずに・・・

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