どうつける? モノの優先順位
コラム
「モノ」ではなくて「暮らし」で不満を解消することの大切さは、
前回お伝えしましたが、
今回は「モノ」でなくては解決できない時の、優先順位の考え方についてお伝えします。
暮らし方を考え尽くしたんだけども、やっぱり「モノ」で解決するしかない・・・
でも、予算には限りがある。
という状況になったとき、どう優先順位をつけていけば良いのでしょうか?
一つの方法をご提案します。
例えば、キッチン、お風呂、トイレ。
どうしてもまとまった時間を掃除にあてるのは難しく、
なるべく毎日のちょっとしたお手入れだけで、キレイをキープできる設備が欲しい。
こんな時、オススメの優先順位のつけ方は、
■「キレイ」の観点
「使用頻度の高い」且つ「使用時間の長い」場所。
■「お客様」の観点
お客様がきた時に「見える」場所。
これらが該当する場合は優先順位を高く、そうでない場合は低くします。
なぜ「キレイ」と「お客様」を切り口にするのでしょうか?
人間やはり「見栄」があるんですね。
だから最低限、お客様に見えるところはキレイにしておかなければならない。
みなさん、そんな経験ありますよね。
そんな、いざ!という時に格好のつく家にしておくことって、結構大事なんです。
お風呂は家族しか使いませんよね。だから優先順位は低く。
食器の片付けが苦手なら、キッチン(特に流し台、コンロ)はリビング、通路から見えない位置に。
だから、お客様が使う可能性が一番高い、1階のトイレに予算を使う。
こんなふうに、優先順位をつけることができます。
もちろん、他にも考え方はありますし、そもそも正解がある話ではありません。
あったとしても、「あなた」にとっての正解があるだけで、
世の中としての正解なんてありません。
だからこそ、あなたと、あなたのご家族だけの「優先順位」をしっかりつけることが大事なんです。